今朝、生後20日目のサートゥルナーリア牡馬が、放牧地へ。
直後、母馬が、我が子そっちのけで走り回り、気をもみましたが、すぐに落ち着きました。
午後になってから、のぞいてみると、サートゥルくんは母馬の横に立ち、私を観察。
じわじわっと、近付いて来ます。
興味はあるけれど、警戒心が強く、一歩ずつ、様子を伺いながらの前進。
手を動かして、こちらに注意をひきながら、そっと待ちました。
「遊びたい」という気持ちが勝り、少しずつ前へ。
「だーるまさんが、こーろんだ!」
やっと、到達。
なんとかタッチすることが出来ました。
お母さんは、息子の心配というより、ニンジンがもらえることを期待して、こちらへ。
また、母に、ぺったり。
用心深い仔は、怪我のリスクが低いと考えれば、それも悪くはありません。
「ねえねえ」
「遊んでよー」
今のところ、唯一信頼できる母が、遊び相手。
牡馬なので、何かをかじりたくて、うずうず。
しばらく、そうした後、いきなり駆け出しました。
乾草の上で、ジャンプ!
ぴゅーんと奥へ走って行くと、
夢中で駆け回り、
「どんなもんだい!」
実は、かなりのやんちゃ坊主と見えます。
さて今日は、放牧地の関係で、誕生日が半月違う、チュウワウィザード牝馬とミッキーアイル牝馬が、同居を始めました。
ベテラン母どうしなので、トラブルなく合流。
予想通り、好奇心旺盛なウィザードちゃんが、アイルちゃんに近付こうとします。
アイルも、耳をぴんと立て、まんざらではありませんが・・・。
「何しに来たの?」と、アイル母さん。
耳を絞って、追いかけて来たので、大急ぎで逃げました。
そんなことされたって、やっぱり友達と遊びたいウィザードちゃん。
この先も、何度だって、トライするでしょう。
直後、母馬が、我が子そっちのけで走り回り、気をもみましたが、すぐに落ち着きました。
午後になってから、のぞいてみると、サートゥルくんは母馬の横に立ち、私を観察。
じわじわっと、近付いて来ます。
興味はあるけれど、警戒心が強く、一歩ずつ、様子を伺いながらの前進。
手を動かして、こちらに注意をひきながら、そっと待ちました。
「遊びたい」という気持ちが勝り、少しずつ前へ。
「だーるまさんが、こーろんだ!」
やっと、到達。
なんとかタッチすることが出来ました。
お母さんは、息子の心配というより、ニンジンがもらえることを期待して、こちらへ。
また、母に、ぺったり。
用心深い仔は、怪我のリスクが低いと考えれば、それも悪くはありません。
「ねえねえ」
「遊んでよー」
今のところ、唯一信頼できる母が、遊び相手。
牡馬なので、何かをかじりたくて、うずうず。
しばらく、そうした後、いきなり駆け出しました。
乾草の上で、ジャンプ!
ぴゅーんと奥へ走って行くと、
夢中で駆け回り、
「どんなもんだい!」
実は、かなりのやんちゃ坊主と見えます。
さて今日は、放牧地の関係で、誕生日が半月違う、チュウワウィザード牝馬とミッキーアイル牝馬が、同居を始めました。
ベテラン母どうしなので、トラブルなく合流。
予想通り、好奇心旺盛なウィザードちゃんが、アイルちゃんに近付こうとします。
アイルも、耳をぴんと立て、まんざらではありませんが・・・。
「何しに来たの?」と、アイル母さん。
耳を絞って、追いかけて来たので、大急ぎで逃げました。
そんなことされたって、やっぱり友達と遊びたいウィザードちゃん。
この先も、何度だって、トライするでしょう。
3月19日、父ディープインパクトのサクセスシルエットが、16歳の誕生日を迎えました。
今年も、ファンの方から、箱いっぱいのニンジンとリンゴのプレゼント。
それをポケットに詰めて、放牧地へ向かうと、シルエットは仲の良い馬と、並んで乾草を食べていました。
10歳以下の若い馬が中心の、空胎馬グループ。
時折、小競り合いをしながら、皆でのびのび動き回っています。
雪が消えた地面で、ゴロゴロ。
前搔きをして、楽しそうに、歩いていきました。
プライドの高さは相変わらずです。
群れの中で優位に立とうと、威厳を見せつけている場面を、よく見ます。
それでも、人間にはとても従順で、甘え上手。
私に気付くと、早速やって来て、プレゼントのニンジンを美味しそうに食べていました。
発情のタイミングを早める、ライトコントロールの成果がなかなか出ず、まだ種付けには行っていません。
来年の誕生日には、仔馬を連れていることを願います。
さて、8年前、彼女の誕生日の1日前に生まれたのが、父ハービンジャーの2番仔、ハッピーアワー。
2019年ファルコンステークスの勝ち馬。
昨年、競走馬を引退した後、北海道の乗馬クラブでリトレーニングされ、夏に競技会デビューしました。
高1になってからクラブに通い始めた長男と、初心者どうしの馬場デビュー。
どちらも力みがあり、納得のいく結果とはいかなかったものの、新たな一歩を踏み出しました。
決して乗用馬に向いているとはいえない気性と身体ですが、時折訪れるファンの方にも見守られ、元気に生活。
たくさんの人に支えられ、馬たちの今があります。
今年も、ファンの方から、箱いっぱいのニンジンとリンゴのプレゼント。
それをポケットに詰めて、放牧地へ向かうと、シルエットは仲の良い馬と、並んで乾草を食べていました。
10歳以下の若い馬が中心の、空胎馬グループ。
時折、小競り合いをしながら、皆でのびのび動き回っています。
雪が消えた地面で、ゴロゴロ。
前搔きをして、楽しそうに、歩いていきました。
プライドの高さは相変わらずです。
群れの中で優位に立とうと、威厳を見せつけている場面を、よく見ます。
それでも、人間にはとても従順で、甘え上手。
私に気付くと、早速やって来て、プレゼントのニンジンを美味しそうに食べていました。
発情のタイミングを早める、ライトコントロールの成果がなかなか出ず、まだ種付けには行っていません。
来年の誕生日には、仔馬を連れていることを願います。
さて、8年前、彼女の誕生日の1日前に生まれたのが、父ハービンジャーの2番仔、ハッピーアワー。
2019年ファルコンステークスの勝ち馬。
昨年、競走馬を引退した後、北海道の乗馬クラブでリトレーニングされ、夏に競技会デビューしました。
高1になってからクラブに通い始めた長男と、初心者どうしの馬場デビュー。
どちらも力みがあり、納得のいく結果とはいかなかったものの、新たな一歩を踏み出しました。
決して乗用馬に向いているとはいえない気性と身体ですが、時折訪れるファンの方にも見守られ、元気に生活。
たくさんの人に支えられ、馬たちの今があります。
生後23日目のミッキーアイル牝馬が、小さい放牧地に放れました。
朝の冷え込みで、地面が凍っていたせいか、思っていたほど走らず。
慎重な性格のせいかもしれません。
少しずつ、歩いて点検。
ちょこちょこっと、走ってみることもあります。
「走った!」と思ったら、
すぐに止まって、周囲を確認。
時折、母から離れて、あちこち見て回っていました。
やはり、お気に入りは、柔らかい乾草の上。
思い切り跳ね回って、「あら?」
「何してるの?」
「ねえねえ」
少しずつ近寄って来ます。
静寂の空から、かすかに鳥の鳴き声がしたので探すと、ガンの群れが見えました。
全部で15羽。
しかし、途中で4羽が方向転換し、こちらに向かって来ます。
よく聞くマガンの声よりも、太く濁った声。
画像を拡大してみると、マガンよりも少し大きい、ヒシクイでした。
さて、アイルちゃんに近寄ってみます。
朝、放牧の際に着せた馬服が、いつの間にか回転して、こんな姿に。
ゆっくり歩いて来ると、そっと鼻を近付けて来ました。
用心深いところはあるけれど、少しずつ学習しています。
パッと小鳥が飛び立ったので目を凝らすと、ヒバリでした。
大きな渡り鳥だけでなく、小さな小鳥たちも、いつの間にか渡って来ています。
この地面が緑で覆われる頃には、そんな野鳥たちのさえずりで、にぎやかになることでしょう。
朝の冷え込みで、地面が凍っていたせいか、思っていたほど走らず。
慎重な性格のせいかもしれません。
少しずつ、歩いて点検。
ちょこちょこっと、走ってみることもあります。
「走った!」と思ったら、
すぐに止まって、周囲を確認。
時折、母から離れて、あちこち見て回っていました。
やはり、お気に入りは、柔らかい乾草の上。
思い切り跳ね回って、「あら?」
「何してるの?」
「ねえねえ」
少しずつ近寄って来ます。
静寂の空から、かすかに鳥の鳴き声がしたので探すと、ガンの群れが見えました。
全部で15羽。
しかし、途中で4羽が方向転換し、こちらに向かって来ます。
よく聞くマガンの声よりも、太く濁った声。
画像を拡大してみると、マガンよりも少し大きい、ヒシクイでした。
さて、アイルちゃんに近寄ってみます。
朝、放牧の際に着せた馬服が、いつの間にか回転して、こんな姿に。
ゆっくり歩いて来ると、そっと鼻を近付けて来ました。
用心深いところはあるけれど、少しずつ学習しています。
パッと小鳥が飛び立ったので目を凝らすと、ヒバリでした。
大きな渡り鳥だけでなく、小さな小鳥たちも、いつの間にか渡って来ています。
この地面が緑で覆われる頃には、そんな野鳥たちのさえずりで、にぎやかになることでしょう。
関連タグ : ミッキーアイル,
16日の朝、放牧地は、前の晩に降った雪で、再び真っ白に。
キズナ牝馬は、母と一緒。
奥にいるのは、キセキ牝馬の母。
キセキちゃんはと言えば、
ひとりで探検中でした。
好奇心旺盛な、自由な女の仔。
ルヴァンスレーヴ牡馬も、母から離れ、遊んでいます。
1歳馬たちは、夜間放れていたため、厩舎の中。
顔を出しているのは、クリソベリル牡馬。
仲間たちは、休憩していました。
こちらは、シルバーステート牡馬。
リオンリオン牝馬と、レイデオロ牝馬。
屋根に積もった雪が、気温の上昇と共に落ちて来て、山盛りです。
空は青く、静寂の中、オオハクチョウの鳴き声が近付き、真上を飛んでいきました。
この時期の雪は、不思議なもので、気温が上がれば、すぐに消えてなくなります。
もう、春はすぐそこ。
さて、今日は、ルヴァンスレーヴ牡馬が、馬運車に初めて乗りました。
母の種付けに同行。
種馬場で、種牡馬が立ち上がったとたん、ルヴァンくんの目が点になり、しばらく微動だにしなかったのが印象的でした。
北からの強風が吹き荒れる日でしたが、車窓から見える田畑には、たくさんの渡り鳥の姿。
マガンの群れに交じって、シジュウカラのような顔をした、シジュウカラガンを発見できたのが、今日の収穫です。
長旅を終え、無事に戻って来たルヴァンくん。
この経験が、また一回り、彼を大きく成長させるでしょう。
キズナ牝馬は、母と一緒。
奥にいるのは、キセキ牝馬の母。
キセキちゃんはと言えば、
ひとりで探検中でした。
好奇心旺盛な、自由な女の仔。
ルヴァンスレーヴ牡馬も、母から離れ、遊んでいます。
1歳馬たちは、夜間放れていたため、厩舎の中。
顔を出しているのは、クリソベリル牡馬。
仲間たちは、休憩していました。
こちらは、シルバーステート牡馬。
リオンリオン牝馬と、レイデオロ牝馬。
屋根に積もった雪が、気温の上昇と共に落ちて来て、山盛りです。
空は青く、静寂の中、オオハクチョウの鳴き声が近付き、真上を飛んでいきました。
この時期の雪は、不思議なもので、気温が上がれば、すぐに消えてなくなります。
もう、春はすぐそこ。
さて、今日は、ルヴァンスレーヴ牡馬が、馬運車に初めて乗りました。
母の種付けに同行。
種馬場で、種牡馬が立ち上がったとたん、ルヴァンくんの目が点になり、しばらく微動だにしなかったのが印象的でした。
北からの強風が吹き荒れる日でしたが、車窓から見える田畑には、たくさんの渡り鳥の姿。
マガンの群れに交じって、シジュウカラのような顔をした、シジュウカラガンを発見できたのが、今日の収穫です。
長旅を終え、無事に戻って来たルヴァンくん。
この経験が、また一回り、彼を大きく成長させるでしょう。
1歳馬は、夜間の悪天候日を除き、基本的に昼夜放牧をしています。
午前10時、1歳厩舎には、放牧を待つ面々。
コントレイル牝馬に、ミッキーアイル牝馬。
モーリス牝馬。
キズナ牡馬。
シルバーステート牡馬に、リオンディーズ牡馬。
リオンリオン牝馬。
皆、しっかりと休養し、今か今かと、放牧を待っています。
足もとが柔らかくなると、元気が良い牡馬たち。
放牧すると、いつの間にか、追いかけっこや相撲が始まり・・・。
キズナとシルバーステートだと思ったら、
今度は、シルバーステートとリオンディーズ牡馬。
「今日の取組相手は誰?」
似たような鹿毛馬が多いので、見ている方も、目を凝らしてしまいます。
静かに草を食べ始めたと思ったら、
しばらくして、その列から離れ、立ち上がった2頭。
ダノンスマッシュ牡馬と、スワーヴリチャード牡馬でした。
そして、キズナくんが参戦。
どちらも、身体を大きく見せようと、必死。
今だからこそ出来る、仲間との交わり。
別れの秋まで、思う存分楽しんでほしいと思います。
午前10時、1歳厩舎には、放牧を待つ面々。
コントレイル牝馬に、ミッキーアイル牝馬。
モーリス牝馬。
キズナ牡馬。
シルバーステート牡馬に、リオンディーズ牡馬。
リオンリオン牝馬。
皆、しっかりと休養し、今か今かと、放牧を待っています。
足もとが柔らかくなると、元気が良い牡馬たち。
放牧すると、いつの間にか、追いかけっこや相撲が始まり・・・。
キズナとシルバーステートだと思ったら、
今度は、シルバーステートとリオンディーズ牡馬。
「今日の取組相手は誰?」
似たような鹿毛馬が多いので、見ている方も、目を凝らしてしまいます。
静かに草を食べ始めたと思ったら、
しばらくして、その列から離れ、立ち上がった2頭。
ダノンスマッシュ牡馬と、スワーヴリチャード牡馬でした。
そして、キズナくんが参戦。
どちらも、身体を大きく見せようと、必死。
今だからこそ出来る、仲間との交わり。
別れの秋まで、思う存分楽しんでほしいと思います。